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ナッサン区間

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地図

略図

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  • 区間 : ヘファムン(恵化門) ~ フンインジムン(興仁之門)
  • 距離: 2.1km / あちらへ: 約1時間
  • 困難 ★★

ナッサン区間

セクション : 区間 : ヘファムン(恵化門) ~ フンインジムン(興仁之門)
距離 : 2.1km
あちらへ : 約1時間

ヘファムン(恵化門)からナッサン(駱山)を過ぎてフンインジムンに至る区間である。ナッサン(124m)はソ ウルの左青龍に当たる山で、内四山の中で最も低い。山の形が駱駝に似ていることからナクタサン(駱駝山)またはタラ クサン(駝駱山)と呼ばれる。ナッサン区間は傾斜が緩やかなのでゆっくり散策するように歩いてもよいコースである。 カトリック大学校の裏道は築造時期別の城石形状の変化が観察できる。

• 開放時間 : 24時間
• 注意事項 : チャンスマウル(長寿村)とイファマウル(梨花村)を通る時は住民の迷惑にならないように気を付けること。
交通案内
[ナッサン入口] ❹ ハンソンデイック駅4番出口 → 徒歩3分 / ❹ ヘファ駅1番出口 → 徒歩5分
[ナッサン公園の頂上] ❹ ヘファ駅2番出口 → 徒歩15分/ トンデムン駅5番出口 マウルバス鍾路03番 → 「ナッサン(駱山)三叉路」下車
[ナ ッサン公園/イファマウル] ❹ ヘファ駅2番出口 → 徒歩20分
[ト ンデムン城郭公園] トンデムン駅10番出口 → 徒歩2分

主要部分

  • チャンスマウル(長寿村)

    チャンスマウル(長寿村)
    "ナッサン公園の東南側の壁を挟んで いる小さな町で、韓国戦争後にできた低所得者地域に由来し、60歳以 上の高齢者の居住人口が多いため名付けられた村である。ニュータウ ン予定地となっていたが、住民投票によりニュータウン再開発計画が 中断され、村の再生事業を行うことになった。その後、住民自らが家 を改装したり、路地を整備したりして、現在のようにアットホームで 小奇麗な町に生まれ変わり、住民参加型の町再生事業の成功事例とし て挙げられている。"
  • ナッサン(駱山)公園

    ナッサン(駱山)公園
    "チャンスマウル(長寿村)からアンムン (暗門)を通じて都城の中に入るとナッサン公園ノリマダンが現れる。 ナッサン公園はソウルのモンマルトルの丘と呼ばれるほど眺めが良い 場所である。ここから眺める夕日と夜景はとりわけ美しい。ペガク (白岳)とイヌァンサン(仁王山)からはソウルの遠景が眺められるのに対し、 ここからは都心が手に取るように見える。"
  • イファマウル(梨花村)

    イファマウル(梨花村)
    イファ村はナッサン区間城壁のすぐ内 側にある村で、老朽化した住宅が多く、路地も狭いため貧困地域と して知られていた。しかし、政府の支援の下、2006年から芸術家 たちが建物の外壁に絵を描いたり、空き地にオブジェを設置したり して、明るくて華やかな町並みに生まれ変わった。同村はナッサン の頂上部まで続くが、一番上の階段まで上ると、ハニャン都城が垣 根のように村を包み込んでいることがわかる。都城の中に造られた 古い町の風情が漂う。
  • チャンシンドン(昌信洞)ポンジェマウル (縫製村_採石場の跡地)

    チャンシンドン(昌信洞)ポンジェマウル (縫製村_採石場の跡地)
    ナッサン城壁の外側に当たるチャンシンドン一帯は朝鮮時代に退 職した女官たちの集落地だった場所である。1960年代からはトン デムン(東大門)市場に衣料品を納品する下請け業者が集まり始め、 韓国縫製産業の中心地となった。この付近には高さ40m、長さ 201mの切り立った絶壁の岩山があるが、大韓帝国期から日本統治 時代まで採石場として使われていた。トッスグン(徳寿宮)の石造殿 をはじめ、日帝強占期にソウルで建てられた石造建築物の多くには チャンシンドン採石場から運ばれた石が使われた。現在は、採石場 の下から絶壁の上まで家が密集していて珍しい光景を見せる。
  • 工事実名制と刻字城石

    工事実名制と刻字城石
    築城に関する文字が刻まれた石を刻字城石(刻字城石)と言う が、ハニャン都城の全区間のうち、トンデムン城郭公園付近で最 も多く見られる。城郭 を整備する過程で発見された刻字城石を集めておいたからである。テジョ(太祖)・セジ ョン(世宗)の時代の刻字城石には、区間名と区間別築城担当の郡県名が、朝鮮中期以降 の刻字城石には監督者と責任技術者の名前、日付などが明記されている。右の写真の刻 字城石はナッサン区間が終わる位置の都城外側で見られる。
  • ヘファムン(恵化門)

    ヘファムン(恵化門)
    "ハニャン(漢陽)都城の東北門である。 創建当時はホンファムン(弘化門)という名称だったが、チャンギョングン (昌慶宮)正門の名前がホンファムンになったことで、チュンジョン (中宗)6年(1511)にヘファムンに改称した。当初は門楼がなかったが、 ヨンジョ(英祖)時に建てられた。門楼は1928年に、虹霓は1938年に 取り壊されたが、1994年に元の位置より北側に建て直された。"
  • フンインジムン(興仁之門)

    フンインジムン(興仁之門)
    <宝物第1号> ハニャン(漢陽)都城の東大門である。現在のフンインジムンはコジョン(高宗)6年(1869)に再建されたもので、朝鮮後期の建築様式がよく表れており、宝物第1号に指定されている。ソウルは西高東低の地勢であるため、軍事的にはトンデムン(東大門)が最も不利だった。トンデムンの外側に瓮城をもう一つ築いたのもそのためである。1907年、左右の城壁が取り壊され、現在の姿になった。
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