ヨーロッパ

• フェッラーラ：ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯

  ⓒUNESCO

  フェッラーラ：ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯

  国 : Italy
  位置 : City and Province of Ferrara, Emilia-Romagna Region
  座標 : N44 50 16, E11 37 10
  登録年度 : 1995年
  遺産エリア : 46712ha
  緩衝地帯 : 117649ha
  

  標準

  標準(Ⅱ) :

  標準(Ⅲ) :

  まとめ(Ⅵ) : : イタリア北部のエミーリア・ロマーニャ州の都市。ポー川下流に14世紀頃からエステ家の所領として発展し、フィレンツェが衰えた15～16世紀の後期ルネサンス期には文学・芸術の中心地として発展した。ピエロ・デラ・フランチェスカ、ヤコポ・ベッリーニ、マンテーニャが装飾したカサ・デ・エステなどがある。

  

• マントヴァとサッビオネータ

  Nomination File

  マントヴァとサッビオネータ

  国 : Italy
  位置 :
  座標 : N45 9 34, E10 47 40
  登録年度 : 2008年
  遺産エリア : 235ha
  緩衝地帯 : 2330ha
  

  標準

  標準(Ⅱ) :

  標準(Ⅲ) :

  まとめ(Ⅵ) : : 北イタリアのポー川渓谷に位置するマントヴァとサッビオネータは、ともに14～17世紀にこの地を支配した、ゴンザガ家ゆかりのルネサンス都市。既存の都市をルネサンス期に再建、拡張したマントヴァでは、ローマ時代以降の発展の跡が顕著で、11世紀に建造された円形の建物であるロトンダや、バロック様式の劇場など中世の大建造物も残る。一方、30km離れたサッビオネータは、16世紀後半にヴェスパシアーノ・ゴンザガ・コロナの治世に建設された碁盤目状の都市。ルネサンス都市としての形成過程は異なるが、両都市ともゴンザガ家の指導でルネサンスの理想が具現され、ルネサンス文化の発展に大きな影響を与えた。

  

• アッシージ、聖フランチェスコ聖堂と関連遺跡群

  ⓒUNESCO

  アッシージ、聖フランチェスコ聖堂と関連遺跡群

  国 : Italy
  位置 :
  座標 : N43 3 58.2, E12 37 20.8
  登録年度 : 2000年
  遺産エリア : 14563ha
  緩衝地帯 : 4087ha
  

  標準

  標準(Ⅰ) :

  標準(Ⅱ) :

  標準(Ⅲ) :

  標準(IV) :

  標準(Ⅵ) :

  まとめ(Ⅵ) : : ウンブリア州にあるアッシージは、古代ローマの聖域で13世紀の新都市化とともに栄えた町。フランチェスコ会の活動と深い関わりをもつ土地でもあり、聖フランチェスコと聖女クララの生誕地。聖人の遺骨を埋葬する聖フランチェスコ聖堂は1228年の建立で、イタリア・ゴシック様式初期の代表作である。また、14世紀以後、チマブエやジョットの絵画など中世芸術の傑作を生み出し、イタリアやヨーロッパの芸術や建築を発展させた根源とされる。

  

• チェスキー・クルムロフ歴史地区

  ⓒUNESCO

  チェスキー・クルムロフ歴史地区

  国 : Czechia
  位置 : South Bohemian Region
  座標 : N48 49 0, E14 19 0
  登録年度 : 1992年
  遺産エリア : 52ha
  緩衝地帯 : 1073ha
  

  標準

  標準(IV) :

  まとめ(Ⅵ) : : 北イタリアのポー川渓谷に位置するマントヴァとサッビオネータは、ともに14～17世紀にこの地を支配した、ゴンザガ家ゆかりのルネサンス都市。既存の都市をルネサンス期に再建、拡張したマントヴァでは、ローマ時代以降の発展の跡が顕著で、11世紀に建造された円形の建物であるロトンダや、バロック様式の劇場など中世の大建造物も残る。一方、30km離れたサッビオネータは、16世紀後半にヴェスパシアーノ・ゴンザガ・コロナの治世に建設された碁盤目状の都市。ルネサンス都市としての形成過程は異なるが、両都市ともゴンザガ家の指導でルネサンスの理想が具現され、ルネサンス文化の発展に大きな影響を与えた

  

• 古都トロギール

  ⓒUNESCO

  古都トロギール

  国 : Croatia
  位置 : County of Split-Dalmatia
  座標 : N43 30 45, E16 15 6.012
  登録年度 : 1997年
  遺産エリア : 6ha
  緩衝地帯 : 4ha
  

  標準

  標準(Ⅱ) :

  標準(IV) :

  まとめ(Ⅵ) : : トロギールは都市としての機能が継続した顕著な例証である。この島嶼の直角に交差する道路様式はヘレニズム時代に起源をもち、道路沿いには相次ぐ統治者によって多くの公共・民間建造物や城塞がたてられた。そのすばらしいロマネスク教会群は、ヴェネチア時代からのルネサンスやバロック建築と競い合った。

  

• 国境防備の町エルヴァスとその要塞群

  ⓒMunicipality of Elvas

  国境防備の町エルヴァスとその要塞群

  国 : Portugal
  位置 :
  座標 : N38 52 50.23, W7 9 47.96
  登録年度 : 2012年
  遺産エリア : 179ha
  緩衝地帯 : 608ha
  

  標準

  標準(IV) :

  まとめ(Ⅵ) : : ポルトガルとスペインの国境付近にある、星型を組み入れた城塞都市及び近隣の星型要塞群。ポルトガルがスペインから独立を果たした17世紀から19世紀にかけて、近代的な築城技術を駆使して築かれたもので、空堀で防備された城塞としては世界最大規模。城塞内の市街地には教会や修道院のほか、兵舎や軍事施設などが残る。オランダ人が設計したこれらの要塞は、オランダ式要塞の最も優れた残存例であり、国境守備を担ったエルヴァスは、空堀の守備防塁システムを備えた顕著な例として重要な町である。

  

• エヴォラ歴史地区

  ⓒJose Emilio Guerreir

  エヴォラ歴史地区

  国 : Portugal
  位置 : Province: Alentejo, District: Evora
  座標 : N38 34 23.016, W7 54 28.008
  登録年度 : 1986年
  遺産エリア : 0ha
  緩衝地帯 : 0ha
  

  標準

  標準(Ⅱ) :

  標準(IV) :

  まとめ(Ⅵ) : : エヴォラ歴史地区

  

• 歴史的城塞都市カルカッソンヌ

  ⓒEditions Gelbart

  歴史的城塞都市カルカッソンヌ

  国 : France
  位置 : Department of Aude, Languedoc-Roussillon Region
  座標 : N43 12 38, E2 21 32
  登録年度 : 1997年
  遺産エリア : 11ha
  緩衝地帯 : 1358ha
  

  標準

  標準(Ⅱ) :

  標準(IV) :

  まとめ(Ⅵ) : : 丘の上の町を二重に包む城壁は、西ゴート・ロマネスク時代の部分を取り込みながら13～14世紀に完成した。城塞は12世紀。円筒や角塔を要所に備え、内部には家屋や道路が整い、ゴシック様式の大聖堂が残る。17世紀以後荒廃したが、1844年ヴィオレ＝ル＝デュックに始まる修復・再建運動によりほぼ復元された都市として重要である。

  

• ヴォーバンの要塞群

  ⓒEditions Gelbart

  ヴォーバンの要塞群

  国 : France
  位置 :
  座標 : N50 16 57, E2 45 32
  登録年度 : 2008年
  遺産エリア : 1153ha
  緩衝地帯 : 4341ha
  

  標準

  標準(Ⅰ) :

  標準(Ⅱ) :

  標準(IV) :

  まとめ(Ⅵ) : : セバスチャン・ル・プレストル・ドゥ・ヴォーバンは、ルイ14世に仕えた高名な軍事技術者。フランス西部、北部、東部の国境沿い12カ所にある要塞建築物は、ヴォーバンが1667～1707年に手がけたものの中で、最も優れるといわれる作品群。稜堡式要塞をはじめ、彼自身が一から築いた町や平野の城、官舎、山間部の砲台や通信施設などがふくまれ、建築にはさまざまな石やレンガ、土など土地の素材が使用されている。ヴォーバンが設計したこれらの要塞は西洋式軍事建築の典型で、その技術はヨーロッパだけでなく、遠くアメリカ、ロシア、東アジアにまで及び、各国の要塞建築史に多大な影響をもたらした。

  

• スオメンリンナの要塞群

  ⓒSuomen Ilmankuva Oy

  スオメンリンナの要塞群

  国 : Finland
  位置 : Helsinki Harbour, Region of Uusimaa, Province of Southern Finland
  座標 : N60 8 49.992, E24 59 13.992
  登録年度 : 1991年
  遺産エリア : 0ha
  緩衝地帯 : 0ha
  

  標準

  標準(IV) :

  まとめ(Ⅵ) : : スオメンリンナの要塞群